こんにちは!家事コツ研究員の石神りぴです。
私は一人暮らしなのですが、毎日使うキッチンのお掃除をついサボってしまい、気づけばあちこち汚れだらけに。
ということで今回は、ネットでよく見かける「重曹ペースト」を使った掃除方法で、キッチンの汚れがどこまで落とせるのかを検証してみたいと思います!
重曹パウダーはいろいろなメーカーから販売されていますが、ダイソー製の物が500g入りで110円(税込)と一番安かったので今回はこちらを選びました!
実は私、市販の重曹スプレーは使った経験があるのですが、パウダータイプを使うのは初めて。ちゃんとペースト状になるのかドキドキしつつ、重曹ペーストの作成にチャレンジ!
まずは適当な容器に重曹パウダーを入れていきます。掃除に使うので、食べ終わったプリンカップなどがおすすめ。そして重曹パウダーに水を入れて混ぜ合わせましょう。
おお!ちゃんとペースト状になりました!!ホッと一安心。
ちなみに重曹と水の比率ですが、ネットでリサーチすると1:1とか3:1とかいろいろな意見がありました。結論としては1:1だと水分が多く、3:1だと硬すぎたので、少しずつ水を入れてお好みの硬さに調節していく方法がおすすめです。
まず最初に、シンクの水垢落としにチャレンジしてみます!
こちらが使用前の状態。週一で適当に洗っているだけなので水垢がたっぷり。お恥ずかしい。
シンクに重曹ペーストを直接塗るのは難しそうだったので、スポンジにつけて洗ってみます。
ひたすらゴシゴシ。汚れが落ちたかな?と思ったら洗い流します。そして乾いたふきんで水気を拭き取ると…。
おお!水垢が落ちてピカピカになりました…!
右側が重曹ペーストで洗った部分で、左側は洗っていない部分。どうでしょう?水垢が落ちているのが一目瞭然ではないでしょうか。
次に検証するのはガスコンロの五徳です。
パッと見はキレイに見えますが…
細部はこの通り。き、汚い。しっかり焦げついていますし、油でベトベトになっています。これはちょっと厳しいかもしれませんが…。重曹ペーストをつけたスポンジで洗ってみました。すると…
どうでしょう!?ガンコな焦げは一部残っていますが、ベトベトだった油汚れと軽い焦げ付きはキレイに落ちていました!
最後はこちら、排水溝のゴミ受けです!
いつ掃除したか覚えていないでのヌメりまみれです…。
網目が見えないほど汚れていますね…。正直触るのが恐怖でした。
まずは重曹ペーストを使い古しの歯ブラシに付けます。そしてざっくりと汚れを落としていきます。
汚れを全て落とそうとせず、細かい部分を中心に、あとは軽くでOKです。
次にスポンジに重曹ペーストを適量つけ、ひたすら全体をゴシゴシ。汚れが取れたと感じたら水で洗い流しましょう。さて、結果は…!?
お〜!網目がちゃんと見えています!!
底もこの通り!
取っ手がついた細かい部分も、キレイにヌメりが取れていて感動ものです。ちなみに、古歯ブラシとスポンジで洗うときは強い力は入れていません。いつもの洗い物と同じくらいの力加減です。おそるべし、重曹ペーストの力!
今回検証した結果、重曹ペーストでは、シンクの水垢汚れとゴミ受けカゴのぬめり汚れは簡単に落とせることがわかりました。コンロの五徳は、油汚れはしっかり取れましたが、ガンコな焦付きは1〜2時間漬け置いてからこすったほうが良さそうです。
重曹パウダーはまだたっぷり残っているので、次は洗面所とお風呂場に挑戦してみます!これを契機に重曹ペーストで家中ピカピカにしたいですね。ぜひみなさんもお試しください!
文・写真/石神りぴ