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自粛生活で爆発寸前!精神科医が教えるイライラから解放されるコツ

  • 2021年5月8日
  • 暮らしニスタ

「在宅勤務の夫にイライラ……この先ずっと在宅なの?」

「自粛生活って一体いつまで続くの?職場でも家でもイライラが増えてつらい」

コロナウィルス予防のための自粛生活で、みなさんイライラしているようです。
コロナ鬱やコロナストレスといった言葉もよく耳にしますが、長引く外出自粛のせいでイライラが爆発寸前という人も少なくありません。

今回は、みなさんからのイライラエピソードを題材にしながら、イライラから解放されるコツについて、医師の木村眞樹子さんにお話を伺いました。

コロナ自粛でイライラMAX!みんなのイラつきエピソード

終わりが見えないコロナ禍での自粛生活のなか、イライラやストレスを感じて爆発寸前だという人は、あなただけではありません。

そこで、みなさんのイラつきエピソードをご紹介します。「あるある!」という共感エピソードが見つかるのではないでしょうか。

・自分は外出自粛を気をつけているのに、外出している人も多くてビックリ!『だからコロナ禍が終わらないんだよ!』と思う。(28歳・会社員)

・自粛生活になってから夫と一緒にいる時間がかなり増え、それがストレスの原因に。ただ座ってるだけの夫を見ても腹が立つ!(38歳・主婦)

・職場でのコロナウィルス感染対策がとても厳しくて疲れる。いつまでこの感染対策を続けなくちゃならないのか終わりも見えないし、とても不安です。(33歳・公務員)

・電車でちょっと咳をしただけで全員から睨みつけられて……。もう正直耐えられない、コロナ生活。(34歳・アパレル)

・コロナ生活のストレスとマスクで、肌はボロボロ。今までおさまっていたアトピーも再発してしまい、イライラはピークに。もうマスクなんてやめたいです。(26歳・会社員)

このように、自粛生活のなかでイライラや怒りに直面している人はかなり多いようです。

自粛生活のイライラを軽くするアイデア

なかなか外出できない自粛生活では、どうしてもイライラがたまってしまいがちです。そこで、そんなイライラを軽くし、楽しく過ごすためのアイデアをご紹介します。

好きなことだけをする時間をつくる

イライラしているときは、自分の好きなことだけをする時間をつくることがおすすめです。本を読んだり、音楽を聴いたりなど好きなことに没頭し、家事や仕事のことも一旦忘れる時間をつくると、イライラを解消できますよ。

家事や育児、苦手なことは手を抜く

家族がいる人は、自粛生活で毎食、人数分の食事を作らなければならなくなり、大変ですよね。家族が家にいると、食事以外にもやらなければならない家事は当然のように増えます。

自分だけが大変な状況に、イライラが大きくなることも。そんなときは、「家事は必ずやるもの」と思わず、苦手な家事は手を抜いたり、思い切ってやめてみたりするのもひとつです。

料理が苦手な人は、冷凍食品やレトルト食品を活用する、掃除が苦手な人はお掃除ロボットを活用するなどしてみると、家事の負担を減らすことができますよ。

家事や育児が思うようにできなくても、自分を責める必要はありません。ストレスがたまりやすい自粛生活では適度に手を抜きながら、ストレスをためない方法を探していきましょう。

イライラ解消グッズを使う

家の中でずっと過ごすことになる自粛生活では、家の中でできるストレス解消法を探してみましょう。以下に、ストレス解消におすすめの方法を2つご紹介します。

・アロマセラピー
リラックス効果を得るのにおすすめのアロマセラピーは、植物から抽出された香りのあるオイルを使って楽しみます。
アロマポットやアロマディフューザーを使いながら、お部屋の中を良い香りいっぱいにして癒されましょう。

・植物を育てる
外出自粛期間は、緑の多い場所へ出かけることも一苦労。そんなときは、家の中で観葉植物を育てるのもおすすめです。部屋にグリーンがあることで、目も心もリラックスできますよ。

栄養面からイライラを対処する

イライラするときは、ストレス解消するための“食”にこだわるのもおすすめです。ストレスに対抗するための抗ストレスホルモンを分泌しやすくなるために、以下の栄養素を意識的に摂取しながら、バランスの良い食事を心がけましょう。

● ビタミンC:レモン、いちご、ブロッコリー
● ビタミンB群:豚肉、うなぎ、カツオ
● 亜鉛:牡蠣、カシューナッツ、チーズ
● 鉄分:レバー類、卵、ひじき、大豆
● トリプトファン:豚肉、木綿とうふ、バナナ

自粛中のイライラを落ち着かせてくれる漢方薬

「コロナ疲れでイライラが止まらない」「ストレスと怒りでどうにかなりそう」などの症状に効果があるとされる漢方薬は、実はいくつもあります。

漢方薬は多くの症例により効果が認められている医薬品ですが、自然の素材がからだにやさしく働くため、一般的には西洋薬よりも副作用が少ないといわれています。

また漢方薬は現在生じている不調を抑えるだけではありません。からだ全体に作用し、ホルモンバランスや自律神経の乱れを根本から整えていきます。

<イライラに悩む方におすすめの漢方薬>

・加味逍遙散(かみしょうようさん):イライラが続く方に 
血行を改善し、のぼせを下げることで、イライラや不安を解消します。

・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう):精神不安な状態が続く方に
滞った気の巡りをよくして精神不安を落ち着かせることで、イライラや不眠を解消します。

ただし、漢方薬を選ぶときに重要なのは、その人の状態や体質に合っているか、ということです。うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に合うのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめです。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。

「オンライン個別相談」なら、漢方に詳しい薬剤師がAIを活用し、お手頃価格で、一人ひとりに効く漢方薬を見極めて自宅に郵送してくれます。スマホで完結するサービスですので、対面では話しにくいことも気軽に相談できますよ。

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イライラを解消して自粛期間を乗り切ろう

外出自粛生活でイライラしているのは、あなただけではありません。自粛期間をより気分良く過ごすためにも、今回ご紹介したイライラの解消法を試してみてください。

さまざまな理由でイライラ解消が難しいときには、漢方薬もおすすめです。自分一人で何もかも抱え込まずに、漢方薬を利用しながらイライラをうまく緩和させていきましょう。

ただし、漢方薬は個人の体質や体力とのバランスを見ながら選ぶことが大切ですので、専門家に相談しながら自分に合う漢方薬を見つけてくださいね。

<監修者>

医師 木村 眞樹子
医学部を卒業後、循環器内科、内科、睡眠科として臨床に従事。
妊娠、出産を経て、産業医としても活動するなかで、病気にならない身体をつくること、予防医学、未病に関心がうまれ、東洋医学の勉強を始める。
臨床の場でも東洋医学を取り入れることで、治療の幅が広がることを感じ、西洋薬のメリットを活かしつつ漢方の処方も行う。
また、医療機関で患者の病気と向き合うだけでなく、医療に関わる人たちに情報を伝えることの重要性を感じ、webメディアで発信も行っている。

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