GORE-TEXシューズを見た目と軽さで選べば、MERRELLの新作がベストかも

GORE-TEXのシューズばかり紹介してしまいすみません。先に謝っておきます。

梅雨が近づいてきているのか、あるいは日本が東南アジア化してきているのか。近頃は予期せぬ雨も多いですね。

家を出る際に少しでも雲行きが怪しい場合は、折り畳み傘を手に取り、GORE-TEX®のシューズを履いて出かけるようにしています。

軽量で都会的なGORE-TEXシューズ

最近手に入れて、よく履いているのがこちらのSPEED ARC MATIS GTX（税込30,800円）。アメリカ発のアウトドアブランド、MERRELL（メレル）の新作シューズです。

これまでにMERRELL定番のGORE-TEXシューズ、MOAB 3なども履いてきましたが、正直、ゴツくて重い。そのぶん、防水性能はめっちゃ高いのですが。

それと比べると、こちらのSPEED ARC MATIS GTXはずいぶん軽いです。少し驚きました。

この軽量性を叶えている理由のひとつが、TPUで補強された、通気性に優れたメッシュアッパーにあります。

さらにアッパーには、優れた透湿・防水性能を誇るGORE-TEX® メンブレンが採用されています。

また、マシュマロのような、目を惹く外観のミッドソールにも要注目。

プレートを隔てて2段構造になっていますよね。FLOATPROフォームと呼ばれるこのミッドソールも軽量素材です。にも関わらず、クッション性と反発弾性、同時に、耐久性（機能持続性）も備えています。

その間にあるナイロンのプレートFLEXPLATEが、足裏のアーチを支え、着用時の捻じれ抑制と着地の安定、前足部の柔軟性に一役買っています。

アウトソールにはVibram MEGAGRIPを採用。濡れた路面や起伏のある地形でもしっかりグリップ力を発揮してくれます。また、グリップ力を左右する凹凸の配置や凹凸の深さにも徹底的にこだわり、ラバー面積を極限まで肉抜きすることで軽量化にも寄与しています。

スムーズな着脱を叶える、ドローコードタイプのスピードシューレースと、

ヒールに付属したストラップも、着用者のことがよく考えられた、とても嬉しいディテールです。

こちらはGOBIというカラーです。おそらく、砂漠ということでしょうか。確かにサンドベージュ的な絶妙な色合いです。

このデザインも良いなー、と個人的に思っています。アウトドア感は控えめ。どちらかというと街に似合うシューズ、という印象です。

実のところ、履き始めてからまだ雨に出くわしていないのですが、そんなことは気にせず、晴雨兼用のシューズとしても大活躍してくれています。

Photo: 宮前一喜