ガーデニングのキホンシリーズ、第二弾は花や植物の「設置場所」です。
植物を置く場所って、実はけっこう重要だったりします。たとえば、外で育てるのが適した花、家の中で育てるのが適している花など、種類によって異なります。さらに、外でも日なたがいいのか、半日陰がいいのか、日陰がいいのか、それぞれの花によって適した環境というものがあります。
どんな環境が適しているのかは、お店の人に聞いてみるのが確実です。また、購入する時に付いている説明書を見たり、ネットで検索してみて、どんな環境が合っているのかを確認しましょう。
ガーデニング初心者であれば、まずは日なたで育てやすい植物を選んでみるのもいいですね。お店の人に家の環境を伝えて、選んでもらうのも手です。
基本的に、植物は日光を好みます。家の環境にもよりますが、できるだけ日中に日差しが当たる場所に設置するのがいいでしょう。
ベランダでのガーデニングであれば、地面に鉢を置くよりも、棚やハンギングなどを利用して少し高い場所に鉢を置くことで、植物に日光が当たりやすくなります。
できるだけ風通しがいい場所に設置しましょう。私たち人間が閉め切った空間に長くいることがあまりいい気分でないように、植物も全く同じ。人間にも植物にも、適度な風通しが必要なのです。
玄関先や庭、ベランダなど、植物を設置できる場所は限られると思いますが、その中でも比較的風が通る場所を選ぶといいでしょう。ベランダなどは棚などで高さを出すことで、風通しもよくなります。
花や植物は、設置した場所に順応していきます。ところが、設置場所をコロコロと変えてしまうと、それだけ花や植物にストレスがかかってしまいます。必要以上に設置場所を変えるのはやめたほうがいいでしょう。
ただし、鉢を回転させて、太陽にまんべんなく当てることはいいこと! 日光によく当たる方が生育もよくなるので、たまに鉢を回転させて反対側にも日光を当てやすくしてあげましょう。
花や植物の設置場所は日当りがよくて、風通しがよい場所がもちろん理想的ですが、必ずそのような環境で花や植物を育てられるわけではありません。そんなときは、みなさんのアイディアを参考に、棚やハンギングなどを上手に利用してみましょう!
※トップ画像はPhoto by ai.さん