モッコウバラは他のバラの種類に比べて病気や害虫に強い種類で、棘もなく初心者でも気軽に育てることができます。
そんなバラを綺麗に見せるための、フェンスへの誘引方法を紹介していきます。
モッコウバラとは、中国が原産となるバラの一種で、つる性の特徴をもっています。花の色は、黄色と白色の2種類のみです。
他のバラに比べると病気や害虫に強く、トゲもなく初心者でも扱いやすい種類です。しかし四季咲きのものと比べると初夏の時期にしか開花せず、丁寧に育てないと、成長が早く枝が伸びっぱなしになったり、花つきが悪くなったりします。
そのため、モッコウバラでガーデニングを行う人はフェンスなどを利用して綺麗に整えながら育てていきます。
そうすることで綺麗に見え、花も綺麗に咲かすことができます。
モッコウバラを育てていくうえで重要なことは、剪定作業です。
もちろん水やりなどの世話も大事ですが、モッコウバラは生育が旺盛であるため、剪定を行わずに育てると伸びっぱなしで見た目も悪く、場合によっては花つきが良くなかったり、花を咲かせないことにもなります。
剪定作業は、花が咲き終えた時期である5月〜6月頃を目安に行います。
8月〜9月には翌年に花となる新芽をつける時期なので、その時期が来る前に枝を切り落とし終えるようにすることが重要です。
モッコウバラはつる性で成長が早いため、放置しておくといろんな方向でつるを伸ばします。
綺麗に整えるにはフェンスや支柱に巻きつけてあげます。そうするだけで、綺麗に見せることができます。
誘引方法は、基本的に剪定が終わった時期に太い枝をフェンスや支柱に絡めながら、麻縄などの紐で固定します。
残りの細かったり短かったりする枝は、太い枝の隙間を埋めながら絡めていくことで、あとは自然に絡みながら成長してくれます。
上級者になるとフェンスではなく高いところから垂らして育てることもしています。
モッコウバラを綺麗に育てるためのフェンスへの誘引について紹介しました。誘引方法を覚えて綺麗なバラを咲かせましょう。
※トップ画像はPhoto by kumaさん@GreenSnap