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トクヤマが水素製造の大規模設備開発と実証実験を実施

  • 2019年12月7日
  • エネクトニュース
水素製造の大規模設備開発と実証実験を実施
2019年11月27日、株式会社トクヤマは、同社のSDGs(持続可能な開発目標)達成への取り組みである「再エネ電力と水素製造技術を活用した化学工場からのCO₂排出量削減と水素コスト低減モデルの構築」が「平成31年度 やまぐち産業イノベーション促進補助金事業」に採択されたこと、水素製造の大規模設備開発を行うこと、実証実験を実施することの3点を発表した。

同社では、持続可能な社会の達成には二酸化炭素(CO₂)の排出量削減は避けて通れない問題だとして、同社の保有する化石燃料を利用する自家発電設備について、事業活動の中でのCO₂排出量削減の達成、水素生成コスト低減モデルの構築という2点を目標に、水素製造の大規模設備と実証実験の実施に取り組むこととした。

同取り組みには、水電解技術と再生可能エネルギー電力(再エネ電力)が用いられる。同社は、再エネ電力導入へ向けて試行を続けていくとともに、再エネ電力のバッファリング機能構築のため、水素製造の取り組みを推進していく。水素は、貯蔵が可能という特性を持つエネルギーであるためだ。

やまぐち産業イノベーション促進補助金
「やまぐち産業イノベーション促進補助金」は、医療関連分野、環境・エネルギー関連分野、バイオ関連分野が補助の対象分野となっており、特別枠で最長5年、通常枠で最長3年間の補助を受けることができる。同社では、2019年6月~2020年2月が採択事業期間となっている。

同補助金には、同社のほかに、
シースター株式会社
「非侵襲型血液分析装置に向けた世界初ヘモグロビン濃度測定技術の確立・医療機器承認と事業化」
フジミツ株式会社
「好貧栄養微細藻類を利用した地域産業排水の活用促進技術の開発」
(山口県ホームページより)
が採択されている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社トクヤマ
https://www.tokuyama.co.jp/

山口県
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/

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