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運用・保守を高度化。MHPSのデジタルソリューション、メキシコの地熱発電所に導入

  • 2020年3月30日
  • エネクトニュース
運用性改善を可能にする『MHPS-TOMONI』
三菱日立パワーシステムズ株式会社(以下「MHPS」)は、2020年3月25日、同社のデジタルソリューション『MHPS-TOMONI』がメキシコの地熱発電所に導入されたと発表した。

『MHPS-TOMONI』は、発電から産業用に至る幅広いプラントにおいて性能向上や運用性改善を可能にするソリューション。導入契約は、同社の現地法人を通じて締結されている。

メキシコ国内では初となる民営地熱発電所
今回『MHPS-TOMONI』が導入されたのは、メキシコ・ナヤリット州の南部に位置するドモ・デ・サン・ペドロ地熱発電所。同施設は、メキシコ国内では初となる民営地熱発電所であり、GEODESA社が運営している。建設は、MHPSがEPC(設計・調達・建設)フルターンキー契約で建設を担い、2016年に竣工。2.7万kWの出力を誇る。

地熱発電所の設備は、地熱ガスや不純物などにより性能劣化が生じる。加えてこの劣化は、各々の地点で発生の仕方が異なるため、画一的な対応が困難だった。『MHPS-TOMONI』は、この課題の解消を目指して導入されるもの。プラント運転状態や性能を監視すると共に、運転データを活用した性能診断パッケージも用意し、状況改善を図るとしている。

電力の安定供給と地球環境負荷低減に貢献
地熱発電所における『MHPS-TOMONI』導入は、今回が初のケースになるという。MHPSはドモ・デ・サン・ペドロ地熱発電所において、運用および保守の高度化・高効率化を進める共に、設備の運用改善・性能向上も目指すとしている。

同社は今後も、『MHPS-TOMONI』提供を通じて発電所の経済性を高め、電力の安定供給および地球環境負荷の低減に貢献するとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

『MHPS-TOMONI』をメキシコの地熱発電所に導入 - 三菱日立パワーシステムズ株式会社
https://www.mhps.com/jp/news/20200325.html

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