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九電グループ、鹿児島県でバイナリー発電所の運転開始

  • 2018年2月24日
  • エネクトニュース
指宿市の山川発電所で未利用のエネルギーから発電
九州電力グループ傘下の九州みらいエナジー株式会社(以下「九州みらいエナジー」)は2月23日、同社の「山川バイナリー発電所」が営業運転を開始したと発表した。

バイナリー発電は、通常の地熱発電では利用されない温度が低い地熱流体を用いて、沸点の低い媒体から蒸気を発生させ、タービンを回して発電を行う。山川バイナリー発電所は鹿児島県指宿市にある九州電力の山川発電所構内で、2016年8月から建設工事が進められていた。

同バイナリー発電所では山川発電所が利用できずに地下に戻す熱水でペンタンを加熱蒸発させ、空冷式発電機のタービンを回す。未利用だったエネルギー資源の有効活用で、発電出力は4990kWになる。

国産エネルギーの有効活用を進め、地球温暖化対策にも
九州みらいエナジーは地熱発電、風力発電、バイオマス発電など再生可能エネルギーによる発電所の開発と導入を事業の中核としている。

同社のバイナリー発電事業は大分県で2015年に操業開始した菅原バイナリー発電所に次いで2件目で、同発電所は自治体と民間企業が協業する初の地熱発電事業となった。

同社はこれからも地熱発電の積極的な開発、導入を推進していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

九州未来エナジー リリース
http://www.q-mirai.co.jp/news/archives/124

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