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チャレナジーと日鉄エンジ、マグナス風車に関する技術検討の共同実施契約を締結

  • 2019年6月3日
  • エネクトニュース
垂直軸型マグナス式風力発電機の共同技術検討
日鉄エンジニアリング株式会社と株式会社チャレナジーは5月30日、チャレナジーが開発する次世代風力発電機「垂直軸型マグナス式風力発電機」(マグナス風車)に関する技術検討を共同で実施する旨の契約を締結したと発表した。

チャレナジーが開発するマグナス風車は、従来のプロペラ式と異なり、プロペラの代わりに円筒翼を用いることで、台風などの強風下でも風向・風速に左右されず安定的に発電ができる。

この利用で離島地域の安定的な電力供給を目的とし、日本国内やフィリピンなど東南アジアの島嶼部へのマグナス風車を普及させることを狙いとしている。

今回の共同技術検討では、マグナス風車開発をチャレナジーが担当し、設計・調達・施工などのエンジニアリングを日鉄エンジが担当することで、共同して商業化に向けたコストダウン等に取り組むとしている。

マグナス風車の商業化に向けた技術開発を加速
なお、垂直軸型マグナス式風力発電機は、基礎部サイズ10m×10m×0.75mに対し、風車・鉄塔部の全長が約15m~20mで直径が約7mの風車を水平方向に旋回させる方式となり、風速25m/sを超える台風下でも安定的に発電できる風力発電機という。

既に2017年に国内特許を取得しているほか、12か国に国際特許出願済みとなる。

両社は、今回の契約締結でチャレナジーの保有する風車開発の技術力と、日鉄エンジのエンジニアリング力の相乗効果を発揮させることが可能となり、マグナス風車の商業化に向けた技術開発を加速させるとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社チャレナジー プレスリリース
https://challenergy.com/news/

 

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