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パナソニック、純水素燃料電池の開発を加速

  • 2018年11月4日
  • エネクトニュース
「エネファーム」で培った技術を水素エネルギー活用に
パナソニックは11月1日、純水素燃料電池の開発を早め、2021年4月の製品化を目指すと発表した。

パナソニックは2009年5月に、家庭用燃料電池「エネファーム」の販売を日本で開始した。同社は世界初のこの商品にその後も発電耐久時間の向上、商品の小型化、発電効率の向上、コストダウンなどの改良を加え、累計生産台数も14万台を突破した。

純水素燃料電池の製品化はパナソニックがエネファームで培った技術を土台に、同社が近年進めてきた純水素燃料電池の開発・実証実験の成果が加わる。

晴海五丁目の再開発事業「HARUMI FLAG」に納入
新製品の発電出力は5kWで、水素ステーションや商業施設などでの使用を想定している。複数台を連携して用いれば施設の規模に応じた出力に対応でき、大規模な水素ステーションの設置は必要ない。

パナソニックは新製品を東京オリンピックやパラリンピックで選手村として活用される予定の、晴海五丁目における住宅・商業施設の再開発事業「HARUMI FLAG」に納入する計画だ。

パナソニックは水素社会の実現に向けて、今後もトータルな貢献を続けていく。

(画像はパナソニック公式ホームページより)


▼外部リンク

パナソニック リリース
https://news.panasonic.com/

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