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JR東日本が秋田県で風力発電所を建設

  • 2016年11月10日
  • エネクトニュース
羽越本線下浜駅から南、発電量は約1600世帯分
東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)は11月8日、秋田県で風力発電所を完成したと発表した。

羽越本線道川駅と下浜駅の間にある同社の所有地を利用して建てられた同社初の風力発電施設では、11月25日に開所式が行われ、12月1日から運用が開始される。

新施設の名称は「JR秋田下浜風力発電所」で、下浜駅から南に約1.5 kmのところにある。発電出力は約2000kW、年間発電量は5800 MWhが見込まれ、一般家庭の電力消費量に換算すると約1600世帯分となる。発電した電力は固定価格買取制度(FIT)を利用して売電される。

風車は日立製作所が製作し、工事は第一建設工業と日本電設工業が担当した。

風車の異常を遠隔地で検知するシステムの検証に利用
JR東日本は遠隔地で風車の異常を検知するシステムの技術開発を、新しい風力発電所で進めている。今後も日立製作所と共同で、この技術の有効性を検証していく。

発電所タワーの高さは78mでブレードの直径は86m、地平線をテーマにして秋田の大自然とJR東日本のコーポレートカラーの緑と日本を象徴する赤をあしらったデザイン。発電所は秋田市の「あきた次世代エネルギーパーク」に登録され、市内外からの見学者を受け入れ、地域の環境教育に利用される。


▼外部リンク

JR東日本 リリース
http://www.jreast.co.jp/press/2016/20161104.pdf

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