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大王製紙、バイオマス発電設備を増強

  • 2016年7月23日
  • エネクトニュース
愛媛県の三島工場で最新型ボイラーを新設
大王製紙株式会社は同社の愛媛県四国中央市にある三島工場でバイオマス発電設備を増強し、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)を利用して電力販売を行う計画を発表した。

同社は以前より同工場において、クラフトパルプ製造過程で発生するパルプ廃液(黒液)を黒液回収ボイラーで燃焼させ、エネルギー回収するバイオマス発電を行ってきた。

今回の計画ではこれまでに得られたノウハウを生かし、最新型の黒液回収バイオマスボイラーを新設して大量の発電を行い、FIT制度を活用して売電事業に結びつけることを目標としている。

得られた電力の送電系統への接続手続きなどについては、四国電力株式会社と検討・協議中だという。

エネルギー効率は従来より5%アップ、環境負荷低減
同社の発表によると今回の計画は総工費 約210億円、売上高 約70億円、発電能力は約6万1000kW。事業開始は2019年度の予定だという。新設される最新型のボイラーによってエネルギー効率が約5%改善され、年間2万5000トンのCO2削減に貢献する見込み。

大王製紙グループは今後も再生可能エネルギーの有効利用を通じて、環境負荷低減の取り組みを継続していく方針を新たにした。


▼外部リンク

大王製紙 リリース
http://www.daio-paper.co.jp/news/

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