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植物材料の次世代自動車!NCVプロジェクト報告会を環境省が開催

  • 2017年5月6日
  • エネクトニュース
軽量なCNF実装で自動車のCO2削減を目指す
環境省は4月28日、「ナノセルロース自動車(NCV)プロジェクト」の2016年度成果報告会を開催すると発表した。

NCVは、木材等の植物材料を原料とした、セルロースナノファイバー(CNF)という次世代素材を実装した自動車。CNFは軽量でありながら高い強度や弾力をもつことが特徴で、自動車に実装されれば、車体軽量化によって省エネ化・低燃費化が進み、CO2の排出削減につながることが期待されるという。

同省は2016年度から「NCVプロジェクト」を新たに立ち上げ、京都大学をはじめとする産学官22の機関で構成されるコンソーシアムを設立。4か年計画で、CNFを自動車へ実装し、CO2排出削減を目指す評価事業を開始した。

車両軽量化による効果を試乗で体感
今回の成果報告会は、5月11日に「富士スピードウェイP2駐車場」(静岡県駿東郡小山町)にて開催される。

プロジェクトの立ち上げから2年目にあたり、環境省をはじめ、プロジェクト参加の20機関が集結。ポスターセッションとサンプル展示等により初年度の成果を発表する。また、試作部品の展示やベース車両の試乗など、車両軽量化による効果について体感できる機会を設ける。

ただし、今回は報道関係者のみへの公開で、一般参加はできない。対外的な情報発信と、プロジェクト参加機関による一層の連携強化を目的としている。

(画像は環境省HPより)


▼外部リンク

環境省 プレスリリース
http://www.env.go.jp/press/104041.html


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