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北電、下川町でのバイオマス発電事業に出資参画

  • 2017年12月25日
  • エネクトニュース
「北海道バイオマスエネルギー株式会社」に出資
北海道電力株式会社は12月22日、三井物産株式会社が設立した特別目的会社「北海道バイオマスエネルギー株式会社」に出資し、北海道上川郡下川町における「バイオマス発電事業」に参画すると発表した。

これは同社として、収益拡大に資する成長戦略展開に向けた事業領域拡大に関する取り組みの一環という。

この事業は、道内の森林成長を促進するため、密集化する立木を間引く「間伐」の過程で発生する未利用間伐材を活用する小型分散型の木質バイオマス発電事業となる。

間伐材をペレットに加工したものを燃料とする熱電併給プラントを建設し、これによる電気は、再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用して同社送配電部門が買取をするほか、発電と同時に生産される熱については、有効利用の検討を今後進めるという。

北電グループが持つ技術やノウハウを最大限活用
なお、この未利用間伐材活用は、道内での再生可能エネルギー導入拡大に寄与するとともに、森林環境の整備を促進し、林業振興にも貢献できるとしている。

「北海道バイオマスエネルギー株式会社」は、この4月に三井物産が資本金499百万円にて設立した事業会社で、同社が80%、北電が20%を出資する。この発電出力は1,815kW、発熱量として2,800kWを見込んでいる。

今後は、2019年4月の熱電併給プラント営業運転開始に向け、建設工事を進めていくが、プラントの建設・運用について、同社グループが持つ技術やノウハウを最大限活用していくとしている。

(画像は事業の概要より)


▼外部リンク

北海道電力株式会社 プレスリリース
http://www.hepco.co.jp/info/2017/1217321_1723.html

事業の概要
http://www.hepco.co.jp/info/2017/__icsFiles/

 

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