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NRC自主調査「電力自由化についての調査」のレポートを発表

  • 2016年5月25日
  • エネクトニュース
電力会社のイメージとして最も多いのが「安定性がある」(42%)
日本リサーチセンター(NRC)は全国の15~79歳の男女を対象に「電力自由化についての調査(2016年4月調査結果)」を実施し、その調査レポートを発表した。調査項目は「電力会社のイメージ」、「電力会社変更の検討状況」、「電気代がいくら安くなれば電力会社を変更してもよいか」の3つだ。

発表されたレポートによると、電力会社のイメージとして最も多かったのが「安定性がある」(42%)で、「信頼できる」(19%)、「伝統がある」(17%)と続く。

男女別でイメージに大きな差はないが、年代別にみると「わからない」が20代以下では多い(10代60%、20代39%)一方で、60代では「信頼できる」、「伝統がある」、「堅実な」などのイメージも全体より高い。なお、「安定性がある」というイメージは都市規模が大きくなるにつれ高くなる傾向がみられ、特に21大都市では47%となっている。

4月の時点で電力会社を変更した人の割合は2%
電力会社変更の検討状況についての調査では、4月の調査時点で「電力会社を変更した」回答者の割合は2%であることが判明した。電力会社の変更を検討中・検討の意向ありの合計は44%、「検討するつもりはない」が46%と拮抗している状態だ。

エリア別では検討中と検討意向ありの合計が最も高いのが近畿(61%)で、その他の北海道・東北、中部・北陸、中国・四国・九州では「検討するつもりはない」が約5割半と多数を占めている。

電力会社を変更していない回答者に対して、「電気代が年間でいくら以上安くなれば、電気の購入先を変えてもよいか」と聞いたところ、19%が「5,001~10,000円」と回答、最も多くの割合を占めた。

また10,000円以下程度安くなれば変更したいと考えている回答者が49%と約半数いることも判明した。特に20~30代では60%以上の回答者が10,000円以下程度安くなれば変更したいと考えている一方で、60代(24%)および70代(31%)では「たとえどれだけ安くなっても、変更しない」と考えている回答者が多い結果となった。


▼外部リンク

NRCレポート電力自由化についての調査(2016年4月調査結果)
http://www.nrc.co.jp/report/pdf/160519.pdf

日本リサーチセンターホームページ
http://www.nrc.co.jp/

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