サイト内
ウェブ

喫茶室がリニューアル。老舗洋菓子店「タカセ池袋本店」で昭和レトロな純喫茶メニューを楽しむ

  • 2023年5月28日
  • ことりっぷ


大型百貨店や家電量販店、商業施設が立ち並ぶ池袋の老舗洋菓子店「タカセ池袋本店」。明治通り沿いの自社ビルにはパン・洋菓子コーナー、喫茶室、レストラン、コーヒーラウンジが入っており、昨年内装をリニューアルした2階の喫茶室では、ケーキやパフェ、クリームソーダなど純喫茶らしいメニューを楽しむことができます。大きな窓の向こうに広がる池袋の街並みを眺めながら、ゆったりと過ごしてみませんか。
池袋駅から徒歩1分。東口から東池袋駅に歩いていくと、明治通り沿いの角に「タカセ池袋本店」があります。1920年に創業した「タカセ」は、創業者の森茂吉さんの出身が香川県の高瀬町だったことから名づけられました。現在はショートケーキをはじめとする洋菓子が人気ですが、最初はあんぱんの店としてスタートしたのだそう。その後昭和初期に現在の場所に本店を構え、今も変わらず昭和レトロな純喫茶メニューを楽しむことができます。
1階はパンと洋菓子コーナーになっており、正面のショーケースにはカラフルなかわいらしい生菓子がずらりと並んでいます。お店の壁に沿って棚に陳列しているパンは、創業当時から販売する定番のあんぱん(こしあん)や小倉ぱん(つぶあん)のほか、アップルロールやカステなどタカセのロングセラーであるオリジナルの菓子パンが豊富に揃っています。
1階から階段を上がると、2階は昭和レトロな純喫茶メニューを楽しめる喫茶室があります。
入口を一歩入ると、池袋駅前の喧騒とは異なりまるで昭和時代にタイムスリップしたようなゆったりとした空気が流れています。内装は、昨年の改装工事を経て、昔ながらのシックな雰囲気だったのを窓から明るい日差しが差し込む開放感あふれる空間に一新。ドリンクを注文すれば、1階の生菓子やパンを喫茶室でも食べることができますよ。
朝9時から4種類のモーニングメニューをドリンクと一緒に楽しむことができます。「モーニングBセット」は、トーストにサラダ、ゆでたまごにドリンクがついた一番人気のメニュー。さっくりと香ばしく焼かれたトーストは、板橋にある自社工場で作られています。ドリンクはコーヒー、紅茶、ミルクから選ぶことができ、トーストとホットコーヒーはおかわり自由です。
トーストにはバターとジャムが添えられていますが、希望すればこしあんを提供してくださいます。あんぱんに使用しているのと同じこしあんは、工場で十勝産の小豆を焚いて作られている自家製です。モーニングメニューは、ピザトーストやホットドック、ホットケーキのセットもあるので、その日の気分で選んでみてはいかが。
「レディースセット」は、ケーキ1品とハーフサイズのミックスサンドにドリンクがセットになったお食事メニュー。ケーキは定番「イチゴショート」をはじめ、プリンやサバランなど15種類以上のラインナップから好きなものを選ぶことができます。
一口サイズに食べやすくカットしてあるミックスサンドは、ハム、トマト、きゅうりがサンドされており、軽くてさっぱりと食べることができます。食事は軽めにスイーツも食べたい方にぴったりです。
「フルーツパフェ」は、メロン、リンゴ、バナナ、パイン、さくらんぼがトッピングされた池袋店に喫茶室が誕生した時からある昔ながらのパフェ。甘すぎずなめらかな口当たりの生クリームは、乳脂肪分多めのクリームを店内のキッチンで泡立ててから絞っています。フルーツの下には冷たいバニラアイスクリーム、グラスの中にはコーンフレークとシロップが入っており、最後まで飽きずに味わうことができますよ。
「ブレンドコーヒー」は、バランスよく配合したタカセオリジナルの豆を粗めにひいておとした、贅沢な使い方をしているとのこと。マイルドな口当たりとすっきりとした後味が、食事やスイーツと相性がぴったりです。喫茶店王道の「クリームソーダ」もおすすめです。
立地の良さから、待ち合わせやショッピング帰りの休憩に利用するのに最適です。食べるとノスタルジックな気持ちに浸れるレトロな喫茶店メニューを体験してみてくださいね。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 1996- 2024 Shobunsha Publications All Rights Reserved.