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京都のいちごスイーツ専門店「MAISON DE FROUGE 苺のお店」で、贅沢ショートケーキやミルフィーユを♪

  • 2023年3月28日
  • ことりっぷ


カフェもショップもすべてがイチゴ尽くし。イチゴに魅せられた店主が、完熟イチゴのおいしさを伝えたいと始めたのが、京都にある「MAISON DE FROUGE 苺のお店(メゾン・ド・フルージュ いちごのおみせ)」です。畑で真っ赤になるまで熟したイチゴをたっぷり使ったケーキや焼き菓子を味わってみませんか?
「MAISON DE FROUGE 苺のお店」へは、京都駅から地下鉄で約5分、烏丸御池駅で降りて徒歩3分です。錦市場からも徒歩5分ほどの距離で、付近には京都らしい町家を改装したショップや、明治から大正にかけてのレトロビルが並びます。ショッピングの合間にほっとひと息つくのにもよさそうなロケーションです。
「MAISON DE FROUGE 苺のお店」誕生のきっかけは、店主の渡部美佳さんが口にした一粒のイチゴでした。それは、愛媛県産の「さちのか」という種類。そのおいしさに感激し、イチゴのお店を始めることになるのです。
お菓子作りのかたわら、イチゴ農家を訪ねた渡部さんは「完熟した本当においしいイチゴを食べてほしい」という作り手の思いを伝えることに取り組んできました。「天候や時期によって味が違ったり、収穫量にバラツキがあるのは仕方のないこと。だから、そのときそのときのイチゴをよく見極めて、それぞれの持ち味が引き立つスイーツに加工します」。
イチゴのケーキの代名詞といえばショートケーキ。「MAISON DE FROUGE 苺のお店」で味わえるのは、生地にも果汁をしみ込ませた究極の贅沢ショート。イチゴの瑞々しさと酸味が生クリームのやさしい香りに包まれ口の中で溶け合います。
ショートケーキには、全国から集められたイチゴから甘さと酸味のバランスがよく、実がしっかりとしまった品種が使われています。また、イチゴと生クリーム、この王道コンビの鍵になるのは乳脂肪分。イチゴの酸味と合わさり、とろけるような風味を醸し出すのに一役買っているそうです。油分がイチゴをおいしくしているなんて、なんだか意外です。
ショートケーキがシンプルの極みとすれば、ミルフィーユは究極のゴージャスケーキ。深めに焼いたパイ生地にカスタードとイチゴを重ね、ビターなチョコレートを挟んで、フランボワーズとイチゴ果汁の入った生クリームをオン。
たっぷりのクリーム類が使われているので甘くなり過ぎないよう、甘酸っぱい種類のイチゴが使われます。リボンがかかっているのは、農家さんやお店からの心のこもった贈り物だからでしょうか。添えられたハサミでリボンを切ってからいただきましょう。
ケーキを味わうときの飲み物もイチゴドリンクをぜひ。パステルピンクにミントが浮かぶ「自家製苺のジュース」は、3種以上のイチゴと白桃、ミルクをブレンド。とろりとしたスムージーのような口あたりの果実感あふれる一杯です。
併設のショップでは、生ケーキをテイクアウトすることもできます。ショートケーキやミルフィーユをはじめ、鮮やかなイチゴがぎっしりのせられたタルトや、紅茶のムース、チーズケーキなどがショーケースに並びます。
旅のおみやげとしてなら、サブレや焼き菓子もおすすめです。イチゴの断面がかわいいフィナンシェや、フランボワーズとレモンの酸味が爽やかなパウンドケーキ、茶葉とイチゴを焼き込んだクグロフなど種類も豊富。1種類ずつ買って、全種類制覇を目指したくなります。
2023年は、渡部さんが最初のお店を構えてからちょうど20年。今では農業研究所から品種開発の際に、イチゴのお菓子専門家としてアドバイスを求められることも。そんな渡部さんの目下の夢は「イチゴ100%ジュース」を作ること。シンプルにイチゴを味わえるメニューだけに、ますます期待が高まりますね。

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