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古民家を改装、極彩色な座敷がある個性派スペインバル、大阪・福島の「3BEBES」

  • 2022年11月20日
  • ことりっぷ


コンパクトな空間でワイワイ過ごすバルが多いなか、「3BEBES(トレスベベス)」は倉庫&古民家を改装した2階建ての一軒家バル。2階には座敷が4部屋あり、子連れで飲みに来るファミリーがいるほどアットホームなゆったり空間が広がっています。また2つの出汁を使い分けるパエリア、多彩なタパスと料理は本格的なスペイン料理。食材はできるだけ漁港や農園から直接仕入れるなど、素材にもこだわっています。
大阪・福島のバルブームの先駆けともいえるスペインバル「BANDA」の3号店として2015年にオープンした「3BEBES」。個室や座敷を設け、赤ちゃんから大人まで楽しめる新感覚のバルとして親しまれています。
元々は倉庫と民家だった場所をスタッフ自らリノベーション。入口のすぐの場所はもともと土間で、フルオープンキッチンとハイスツールのテーブルが1卓あります。奥に進むとカラフルな家具に彩られたテーブル席、ソファ席などが点在する、少し不思議な空間です。
2階には座敷が4部屋。古民家らしい和の空間に、絵画が飾られていたり、襖がカラフルにデコレートされていたり、独特の装飾が相まって、唯一無二の個性が光っています。
スペインバルに来たらまずオーダーしたいアヒージョは、マッシュルーム、シラスと卵、タコとトマト、有頭赤海老という変化球のラインナップ。マッシュルームは、神戸・六甲の生産者から直接仕入れた、生でも食べられる新鮮なもの。火入れは軽めで、半生の状態でいただきます。
定番のスペイン風オムレツにも、ひと工夫。具材は玉ねぎとじゃがいもと王道ですが、じゃがいもは低温でじっくり揚げたコンフィで、しっとりした食感。薄いスライスではなく、ゴロッと大きめにカットされているので、じゃがいものほっこりした甘さを堪能できます。
自慢のパエリアはオマール海老、イカ墨、イベリコ豚、渡り蟹とからすみなど計7種。パエリアに使うスープは、大きな鍋と高圧プレス機で毎日手作りし、具材に合わせてオマール海老で出汁をとった赤のスープ、鶏とリブロースでとった白のスープを使い分けています。
1番人気のオマール海老のパエリアは、米の1粒1粒に出汁が染み込んでいて旨みが濃厚。米の炊き加減も絶妙で、米のほどよい食感と香ばしい甘さがたまりません。オマール海老の身もトッピングされているのも贅沢ですね。
アルコールは、スペインワインがスパークリング、赤、白あわせて約20種。ワインリストに載せていない銘柄もあるそうで、「料理と合うワインを」とオーダーすれば、スタッフがおすすめを提供してくれます。
お酒が弱い人が気軽に楽しめるサングリアやカクテルも用意。生絞りオレンジサングリアは、りんごやシナモン、アニスなどを漬けた赤ワインのサングリアにオレンジの果汁を絞り、オレンジ1/2個分の果肉をトッピングしています。柑橘の爽やかさが際立ち、ワインを飲み慣れていない人も飲みやすい一杯です。
野菜は大阪・能勢や京都・大山崎の農園から、魚介は京都・舞鶴や富山・新湊の漁港から直送するなど、素材にこだわっているにも関わらず、タパスは360円~とリーズナブルなのも魅力。2~3人前のSサイズ、4~6人前のLサイズと好みの量が選べるのもうれしいポイントです。
本格的なスペイン料理を個性的な空間で味わってみませんか。

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