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冷やすと意外なおいしさ。チーズ好きを魅了する「カーサ デ ガスタ」の焼き菓子詰め合わせ

  • 2022年9月3日
  • ことりっぷ


スイーツプロデューサー・磯崎 舞が、日常に寄り添うおやつから贈り物にも選びたくなる焼き菓子を紹介する連載『#焼き菓子部』。夏というとアイスやかき氷が注目されがちですが、焼き菓子をひんやりと冷やしてひと味違ったおいしさを開拓してみてはいかがでしょうか。今回は「CASA DE GAZTA(カーサ デ ガスタ)」の焼き菓子詰め合わせをご紹介します。
東京・白金高輪にあるバスクチーズケーキ専門店「GAZTA(ガスタ)」の姉妹店として、2021年6月にオープンした「カーサ デ ガスタ」。この店の始まりは、スペイン・バスク地方に位置する港町ゲタリアのミシュラン星付きレストラン「エルカノ」に訪れた、代表の戸谷尚弘さんとチーズアイスとの出合い。あまりの美味しさにその製法についてシェフに尋ねたところ、快く教えてもらうことができたのだとか。そのチーズアイスを見事に日本で再現した「ゲタリアイス」を中心に、さまざまなチーズスイーツをそろえます。なかでも手みやげや贈り物にもふさわしい焼き菓子を詳しく見ていきましょう。
「これは何のスイーツ?」と、魚の形をした焼き菓子に目が釘付けになった方も多いはず。同店オープンのきっかけになった、港町ゲタリアにオマージュを込めて作られたのがカレイ型のマドレーヌ「バスクレーヌ」。名物料理のカレイの炭火焼きをイメージしてオリジナルの金型を作ったというこだわりに、戸谷さんのアイデアや遊び心を感じられます。
注目すべきは、フランス産クリームチーズを練り込んだ生地。チーズ入りのマドレーヌは珍しく、⁡チーズ、バター、小麦粉の比率が開発にあたり非常に難しかったのだとか。しっとり仕上げようとするとカレイの模様がはっきりとせず、見た目を重視するとしっとり感が足りない…と、数グラム単位で材料を調整し、何度も試作を繰り返して現在の製法に辿り着きました。また、温度や湿度などの状況をみて日々調整をしながら、最良のバランスを現在も追究しています。しっとりしすぎず歯切れの良い食感で、チーズのコクやほのかに伝わる塩味がリッチな気分になれますよ。
「バスクレーヌショコラ」は、フランス産のクリームチーズとチョコレートを使用。甘さは控えめでほろ苦さも感じられる大人の味わいです。
うってかわって、フランス産クリームチーズを2種類使って軽いテイストに仕上げた「ケイク オ フロマージュ」。しっとりと焼き上げた生地が口の中でほどけると、チーズのやさしい風味が広がります。
ご紹介した焼き菓子は常温保存の商品ですが、暑い日はお好みで冷やして食べることもできます。「バスクレーヌ」「バスクレーヌショコラ」は生地が引き締まり、噛みしめるたびにじんわり広がる風味がやみつきになります。「ケイク オ フロマージュ」はきめ細やかな生地からひんやりした感覚が伝わり、ほのかなチーズの風味に癒されます。
暑い日はよく冷やしたシャンパーニュと味わってみてください。また、紅茶とも相性抜群です。チーズスイーツに合うように紅茶専門店「Uf-fu(ウーフ)」にオーダーメイドしたオリジナルブレンド「CASA DE GAZTA ORIGINAL BREND TEA」を店頭販売しているので、一緒に選んで贈り物にするのもおすすめですよ。
こだわりのチーズスイーツで至福のひと時をお過ごしください。

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