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昭和のあかるいムードただよう喫茶店で味わう、バラのかたちのアイスクリーム。上野「ギャラン」

  • 2022年6月29日
  • ことりっぷ


昭和の雰囲気を色濃く残す、上野のアメ横界隈。JR上野駅のほど近くにある「ギャラン」で、あかるい昭和のムードを楽しみながら、どこか懐かしいたたずまいの喫茶メニューを楽しんでみませんか。
JR上野駅の不忍口からすぐの場所にある「ギャラン」は、線路の高架に面した建物は、1階がコンビニエンスストア。「ギャラン」のある2階への階段前に飾られたガラスケースの食品サンプルが、喫茶店の目印です。
階段を上がると、昭和に作られた建物ならではのゴージャスで凝った内装の店内がお出迎え。席を案内してくれるウェイトレスの赤のタータンチェックの制服にもレトロなムードです。
店内は、高架側の大きな窓から光が差し込む明るい空間に低めのテーブルセットが置かれ、くつろぎの雰囲気が漂います。オープンは1977年。当時からの青銅色のタイルの壁や、幾何学模様の床のタイルなど、昭和の喫茶店の雰囲気が好きならきゅんとするインテリアのポイントがもりだくさん。
メニューは、コーヒーだけではなく軽食やデザートも充実。トーストやサンドイッチなどのパン、ピラフやオムライスなどのごはんものからスパゲティーにシチューまで、メニューが豊富なのでグループでのランチも楽しめます。
デザートは、1階にあった食品サンプルで気になった「アイスクリーム」をオーダー。シルバーの脚付きの器に、バニラアイスを花びらのように盛りつけられ、内側にチョコレートソースとさくらんぼがちょこんと乗っています。どこかエレガントなたたずまいです。
オーナーの藤沢さんにお話を伺うと、創業時から器も含めてこのスタイルで提供しているのだとか。バニラアイスをスコップで掬って均一の形を作るのに、意外とコツがいるのだとにこやかに話してくれました。
さっぱりしたものがお好きならチェリーやスライスされたレモンがキュートな「レモンスカッシュ」もおすすめ。生のレモンを絞ったすっきりした酸味の味わいで、暑い季節にも嬉しい一杯です。
古い喫茶店ならではの時間が重なった雰囲気に、街も人も華やいでいた好景気の時代が垣間見えるよう。「ギャラン」には、待ち合わせの場所にしたくなるような、ドラマを感じられそうな不思議な空間の魅力がいっぱいです。休日に、とっておきのワンピースを着て出かけてみませんか。

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