全国各地のおいしい・かわいいお菓子を紹介する「毎日おやつ」。おうちでのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みが詰まった逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は兵庫県の「ダブルスイートNo 0.7」をご紹介します。
大正13(1924)年創業のフロインドリーブは、ドイツ出身のパン職人・故ハインリッヒ・フロインドリーブさんが神戸にオープンした、ドイツパンのベーカリーカフェです。1929年築の古い教会を改装した店舗は国の有形文化財に登録されており、美しい空間の中でおいしいサンドイッチや洋菓子を味わうことができることから、神戸を代表するお店のひとつになっています。
今回ご紹介する「ダブルスイート」は、フロインドリーブの看板商品であるパイとクッキーの詰め合わせ。香り高いオリジナルバターやナッツをふんだんに練り込んで焼きあげたクッキーと、さっくりと焼き上げたパイは、神戸みやげとして定評のある人気スイーツです。
熊本から取り寄せるこだわりのバターを使って作るミミパイは、バターの芳醇な香りと味わいが特徴。味や食感が異なる小さなミックスクッキーにも、バターやナッツがふんだんに使われています。
ミックスクッキーは、アーモンドを真ん中にあしらった菊の花のような形の「ロゼット」や、チョコ風味の生地にザラメとイチゴジャムを纏った「チョコレート」、甘さ控えめのバニラクッキーに粗く刻んだアーモンドをあしらった「ラングドシャ」など8種類がラインナップされています。
ドイツの伝統製法に基づいて一つ一つていねいに手作りされているクッキーやパイは、どれも素朴でやさしい味わい。がんばった自分へのごほうびに、おいしい紅茶と「ダブルスイート」を用意して、ちょっとぜいたくなティータイムを過ごすのもいいですね。