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レトロな洋館のリビングで過ごすティータイム。横浜「パティーカフェ」

  • 2020年11月10日
  • ことりっぷ


メルヘンチックな洋館の「パティーカフェ」は、建てられた当時の趣きそのままに自家製ケーキやプリンでほっこり過ごせるレトロなカフェ。アンティークにかこまれた室内は落ちついた雰囲気に包まれ、レースのカーテンを通してやわらかい日差しも入り心地よく過ごせます。時間を忘れてのんびり過ごしませんか。
オシャレなお店が点在する元町の代官坂の周辺は、横浜開港当時に外国人居留地として瀟洒な洋館が次々と建てられました。そうした古き良き時代の香りも漂うこのエリアにある「パティーカフェ」の洋館も歴史のある建物で、赤い扉を開けるとホッとなごむ空間が広がります。
中央には暖炉があり、建てられた当時はリビングルームとして使っていたことが伺われます。磨きあげられた木の床には店主が集めたアンティークの家具が置かれ、1930年代のベルギー製のシャンデリアやアメリカンポップな小物に至るまでレトロな落ち着いた雰囲気は、まるで映画のセットのなかに入り込んだようです。
店主の荒野さんはこの界隈で生まれ育ったハマっ子で、地元の老舗パン屋さんで修業をしたことがあるのだそう。その経験を活かして北海道や熊本の小麦粉や沖縄の塩を使うなど国産素材を使う本格派のパンを使った料理が評判です。
なかでも熱々チーズがトロ~リとろける「プリプリエビのトマトグラパン」は、こだわりのパン生地を8日間発酵させて焼くパンが人気のグラタンです。
長期間の発酵で外はカリっと内側はしっとり焼き上げられたパンをくりぬいた中に、具材が詰め込まれてボリュームたっぷり。モチモチとしたパンに自家製トマトクリームソースがしっかりしみこんで最後まで美味しくいただけますよ。
素材へのこだわりは卵も同じで、山形で大切に育てられた鶏が産む「紅花たまご」を使います。しっかりとした黄身が濃厚な味わいを作り出す卵を使った「プリン」は、昔ながらのやや硬めのタイプ。程よい弾力がありながらもまろやかさもある味わい豊かなスイーツです。
メルヘンチックな洋館は坂の途中にあるせいか、元町方面から行く場合はお店の前まで行ってはじめて気づく隠れ家的な存在です。元町でのショッピングや山手の散策途中に立ち寄ってくださいね。

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