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【毎日おやつ】パリッと食感の最中とほろっとクッキーがマッチ「35」/滋賀県

  • 2020年10月30日
  • ことりっぷ


全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのおやつの時間が楽しくなるとっておきのスイーツから、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った銘菓まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は滋賀県の「35」をご紹介します。
彦根城の城下町で創業70年余りの和菓子店「菓心おおすが」。先代から引き継いだ看板菓子の最中皮を一枚使って、三代目店主が新たな挑戦として生み出したのが「35(さんじゅうご)」という焼き菓子です。
「きなこ」「シナモン」は、ほろっとくずれるやさしい食感に最中の皮の香ばしさがアクセント。洋菓子に使われるアーモンドプードルを練り込んだ生地に、それぞれのフレーバーが優しく香ります。「ミエル」はスライスアーモンドやかぼちゃの種、レーズンなどを混ぜ込んだナッツバーのような楽しい食感。はちみつの優しい甘さが幸せな気分にしてくれます。
洋菓子らしい印象の「35」ですが食べる前にひっくり返すと、裏の最中の皮が和を感じさせてくれます。米俵の形のこの最中は、お店を代表する銘菓「三十五万石」に使われているもの。つぶ餡と求肥を挟んだこの最中菓子への敬意が「35」のネーミングにも込められています。
「菓心おおすが」には、ホワイトチョコレートで黄身餡を包んだトリュフ「沙羅」や、「35」のように、洋菓子のエッセンスや現代の感性を加えて三代目が考案するお菓子が並び、伝統の和菓子と人気を二分しています。先代から引き継ぐ“素材の味を大切に”という思いは同じ。内装もおしゃれな本店は、彦根旅行で訪れたいスポットのひとつです。

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