アートや音楽、建築、映像、写真、ファッションといったさまざまなカルチャーの発信地〈日本橋アナーキー文化センター〉。
(c) CFCL Inc.
Photo by Atsushi Harata (c) Takuro Kuwata
Vol.6のエキシビションとして2023年5月から始まったのは、現代的な表現を追求する陶芸家の桑田卓郎氏が手掛けるクラフトライン〈く〉と、3Dコンピューター・ニッティングの技術を駆使した気鋭ファッションブランド〈CFCL(シーエフシーエル)〉による、クラフト×ファッションプロジェクト〈く × CFCL〉です。
このプロジェクトは、日本の地場産業や手仕事、ものづくりへ焦点を当て、世界へと発信していくことを目的に、 両者の世界観を交差させることで生まれる新たなクリエイションへのチャレンジとなっています。
〈く〉は、陶芸の街である岐阜県・多治見市の工房で1点1点制作されているクラフトのコレクション。日本の高い量産技術を使いながら、日々の生活の中に取り入れて使ってもらうための器の魅力、新たなデザインの可能性を追求したラインナップが特徴です。
今回のプロジェクトでは、ware(製品、器)をコンセプトとするCFCLが〈く〉の取り組みに共感するとともに、鮮やかな色彩や細やかな質感のある器に、親和性を見出しました。
STRIPES 22000円
HIGH GAUGE SHORT SLEEVE TEE SHIRT 25300円
POTTERY DRESS 5 59400円
MILAN RIB TAPERED PANTS 2 50600円
FLUTED MINI BAG + CUP 25300円
FLUTED MINI BAG + CUP 25300円
STRATA SACOCHE 5 H22cm × W16cm 23100円
STRATA SACOCHE 5 H22cm × W16cm 23100円
STRATA TOTE 3 H38cm × W39cm 25300円
STRATA TOTE 3 H38cm × W39cm 25300円
そうして発表されたのが、互いの作品に呼応した〈く〉の器と〈CFCL〉のニットウェアやバッグの限定コラボレーションアイテム。
(c) ︎Tsubusa Kato
(c) ︎Kentaro Kawabata
(c) ︎Yuichi Murakami
(c) ︎Yoko Tanaka
(c) ︎Yuka Hayashi
また、桑田氏キュレーションによる陶芸作家5名の作品も展示販売されています。
近年注目を集める両ブランドのコラボレーションは必見。2週間限定のエクスクルーシブなプロジェクトとなっているので、お見逃しなく。
information
NACC/日本橋アナーキー文化センター Vol.6
会期:開催中〜2023年5月25日(木)
場所:NACC/日本橋アナーキー文化センター
住所:東京都中央区日本橋室町1-6-2 日本橋室町162ビル1階
アクセス:東京メトロ 半蔵門線、銀座線 三越前駅 A1 出口前
営業時間:11:00〜19:00
tel:03-6262-3862
mail:mail
運営:株式会社 SOSU
協賛:アオイネオン株式会社、Acid Coffee Tokyo、Camille-Tokyo、Insideout ltd.、ON
Web:NACC 日本橋アナーキー文化センター 公式サイト
*価格はすべて税込です。
writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。