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キャンプの恵み

Vol.23 できれば機嫌よく暮らしたい

  • 2013年1月17日

 2013年になりました。新しい年に寄せて、今年の目標についてキャンプに“こじつけて”書いてみたいと思います。

 今年の目標というのは「機嫌よく暮らす」ということです。「暗い気持ちで下した決断は、必ずよくない結果を招く」とは、どこかのラジオ番組で聞いた言葉。自らの経験に照らし合わせてみても、「確かにそうだ」と思えます。とは言え、日常の中にはイラっとしたり、カッとしたりしてしまうこともたくさんあり、自分を機嫌よく保つのはなかなか難しいものです。

 機嫌をよく保つ方法は人それぞれでしょうが、私にとってのいちばんの方法は「整理整頓」です。少々ほこりがあっても気にならないずぼらものですが、職場のデスクも、自宅の部屋も雑然としているとイライラしてしまうようなのです。散らかっているものをさささっと整えると、少し気分がよくなります。

 運動は大の苦手ですが、ストレッチなど、体を動かすのも効果的なようです。また、野菜のたっぷり入ったスープなど、シンプルでおいしいものを食べるのもいい感じです。

おいしいものを食べるといった単純なことで、人は機嫌よくなれる
おいしいものを食べるといった単純なことで、人は機嫌よくなれる

快適な環境を作る作業も大事
快適な環境を作る作業も大事

 機嫌をよくするというのは気持ちの問題、心の持ちようの問題のようですが、実は脳は簡単にだまされてしまうのだそうです。「整理整頓をする」とか「体を動かす」といったことだけで、機嫌はよくなるのだとか。鏡に向かって笑顔を作るだけで、脳は「お、幸せ〜」と勘違いしてしまうというのです。

 そういった視点で見てみると、キャンプには機嫌をよくするための行動がたくさんあることに気づきます。

 まずは早寝早起き。キャンプでは、否応なしに自然のリズムに寄り添って生活をすることになります。少し不便な生活ですから運動量も増えますし、野外炊事をすればシンプルでおいしいものを食べられます。それに狭いテントやバンガローでの生活を快適にしようとすれば、整理整頓だってせっせとしなければなりません。

 そして、笑顔。脳をだますための作り笑顔をしなくても、キャンプの中には「あぁ、気持ちいい!」とか、「わぁ、きれいだなぁ‥」といった、笑顔になる瞬間がいくつもあります。  日々の行いも大事ですが、ときには自然の中にも出かけて行って、今年一年、機嫌よく暮らしたいものです。


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