2008年の秋、野外活動に興味を持った若者が集い、未来について語り合うという「青年ミーティング」という事業が朝霧高原で開催されました。
実は私も20代前半の頃に参加したことがあります。当時の私は、キャンプを生業にし、施設職員として働くことが憧れでしたが、そこで出会った参加者達は、将来キャンプで食べて行くんだ!という強い志しを持った人たちばかりで刺激を受けたことを覚えています。
それから数年後ーーーー
私は施設職員として静岡県立朝霧野外活動センターで働くことになります。そして青年ミーティングの参加者を受入れる側になりました。
受け入れる側になってみると、参加者である彼ら、彼女たちは「私たちをどのように見ているのだろうか?」と感じるようになり、「私たちを憧れの存在で見ているのではないだろうか?」と気づき、「彼らに応えるためにはどうしていったらいいだろうか?」を考えて働くようになりました。
さらに数年後、私が施設職員として受け入れた参加者と一緒に働くようになります。それは私たちにとって、とても嬉しいことでした。私たちに憧れを持ってくれて、施設職員として働きたいと思ってくれるなんて!キャンプってなんて夢があるんだろう、と。とても幸せだと思っています。
来年度、また一緒に働く仲間が増えます。さらに私たちの夢が広がります。
キャンプの素敵さが少しずつ広がって行き、キャンプの素敵さを自分たちの手で広げていける喜びを日々感じています。
かつお
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