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これからの季節はさらに要注意! 厚労省が「食中毒」予防の3原則と6つのポイントを呼び掛け

  • 2025年6月13日
  • All About

湿気が多く、気温も比較的高い梅雨の時期には、カンピロバクター、サルモネラ菌などに注意が必要。厚生労働省の公式Xアカウントはこうした細菌性食中毒に対して警戒を呼び掛けている。※画像:厚生労働省食品安全情報 公式X
気温と湿度が上昇するこれからの時期に注意したいのが細菌性食中毒。腸管出血性大腸菌(O157など)やカンピロバクター、サルモネラ菌などによる食中毒リスクが高まるこの季節、厚生労働省は公式X(旧Twitter)を通じて、「家庭でも発生している」として、改めて食中毒予防の3原則を呼び掛けている。

■「対策を!」食中毒予防の3原則と6つのポイント
厚生労働省は「食中毒予防の3原則で対策を!」とコメントして、消費者に対して注意喚起を促した。

・細菌を食べ物に「つけない」
・食べ物に付着した細菌を「増やさない」
・食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」

また厚生労働省は公式Webサイトにて、「食中毒というと、レストランや旅館などの飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生しています」とコメントして食中毒を防ぐ6つのポイントを以下のように紹介した。

▼ポイント1:食品の購入 ・消費期限などを確認し購入する。
・購入した食品は、肉や魚などの水分が漏れないようにビニール袋などにそれぞれ分けて包み、持ち帰る。できれば保冷剤(氷)などと一緒に持ち帰る。
など、全3つ。

▼ポイント2:家庭での保存・冷蔵や冷凍が必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れる。
・冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意。目安は冷蔵庫や冷凍庫の7割程度。
など、全4つ。

▼ポイント3:下準備・ゴミはこまめに捨てる。
・タオルやふきんは清潔なものと交換する。
など、全7つ。

▼ポイント4:調理・手を洗う。
・電子レンジを使う場合は、電子レンジ用の容器、ふたを使い、調理時間に気を付ける。熱の伝わりにくい食材は、時々かき混ぜる。
など、全3つ。

▼ポイント5:食事・清潔な手で、清潔な器具を使い、清潔な食器に盛りつける。
・調理前の食品や調理後の食品は、室温に長く放置しない。
など、全3つ。

▼ポイント6:残った食品・残った食品を扱う前にも手を洗う。残った食品はきれいな器具、皿を使って保存する。
・残った食品は早く冷えるように浅い容器に小分けして保存する。
など、全5つ。

■農林水産省も警鐘
この投稿にSNSユーザーからは「暑くなると今度は食中毒にも気をつけたい」「お子さんがいるご家庭はご注意」などの意見が散見された。また農林水産省からも「気温と湿度が上がるこれからの季節、細菌性食中毒に特に注意が必要」とコメントが見られた。

食中毒は、原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内に侵入することで発生する。これからの季節は、特に食中毒への注意が必要だ。

<参考>
厚生労働省食品安全情報 公式X
厚生労働省「家庭での食中毒予防」

※コメントは原文ママ

All About 編集部

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