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「エネルギー問題」 Q&A解説

読み:
えねるぎーもんだい
  • Q: 日本の一次エネルギーの構成比率は?
    日本のエネルギーは石油に大きく依存している。資源別のエネルギーの供給割合はどうなっているのだろう。

    A: 1973年の石油ショック時点では、日本の一次エネルギーの構成比は、石油77%、石炭15%、水力4%、原子力1%、天然2%などとなっていた。石油ショックを機に、石油依存のエネルギー供給を見直し、1979年には石油の比率がわずかながら下がって72%に、天然ガスは5%に、原子力は4%にそれぞれ上昇した。2001年度は石油49%、石炭19%、天然ガス13%、原子力13%、水力3%などとなっており、石油の比率は大幅に下がっている。これと反対に大幅に伸びたのが原子力である。(数字は資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」より)

  • Q: わが国のエネルギー利用効率は?
    日本のエネルギー使用効率を先進諸国と比較すると…。

    A: GDP(国内総生産)は一国の生産力、経済力の指標になるデータだが、GDP当たりのエネルギー消費を比べてみると、どれだけエネルギーを効率よく使っているかがわかる。2001年度の各国のエネルギー消費量(原油換算)をそれぞれの実質GDPで割った数値を比較してみよう。日本を1とすると、アメリカは2.74、イギリス1.91、フランス1.59、ドイツ1.41となっている。いずれの先進国も、同じGDPを生産するのに、日本より多いエネルギーが必要なことを示していて、主要先進国のうちで日本が最も効率的にエネルギーを使っていることがうかがえる。(数字は財団法人日本エネルギー経済研究所「エネルギー経済統計要覧」より)

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