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「富士山憲章」 とは

読み:
ふじさんけんしょう
英名:
Mt.Fuji Charter

富士山の貴重な自然を次代に引き継いでいくことを目指して、静岡県と山梨県が1998年に策定した憲章。前年の「富士山サミット」の開催や、「富士山環境保全共同宣言」の発表などを受けて、富士山はひとつであるという共通認識の下、両県が連携して富士山の環境保全に取り組むことを確認したものだ。同憲章は、前文に続いて次の決意を示している。1) 富士山の自然を学び、親しみ、豊かな恵みに感謝する、2) 富士山の美しい自然を大切に守り、豊かな文化を育む、3) 富士山の自然環境への負荷を減らし、人との共生を図る、4) 富士山の環境保全のために、一人ひとりが積極的に行動する、5) 富士山の自然、景観、歴史・文化を後世に末長く継承する。同憲章を受けて、両県と環境省などが、環境保護のためのキャンペーン活動を行っている。また、2008年には同憲章制定10周年を記念して、ふじさんネットワークの主催によるシンポジウムが開催された。

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