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「ppm」 とは

英名:
parts per million

大気などに微量な物質がどれだけ含まれているかを表す単位。気体の場合は体積比で、その他の場合は重量比で、100万分の1を意味する。ppmは主に、大気中におけるNO2やSO2、COなどの大気汚染物質の濃度を示す単位として用いられている。たとえば、国は大気汚染に関する環境基準として、SO2について1時間値の1日平均値が0.04ppm以下となることを求めている。これは、大気1立方メートル中に0.04立法センチメートルのSO2が含まれていることを表す。

水質汚濁の場合には、mg/kgとmg/l(リットル)を同一とみなしてmg/l(リットル)をppmとして表される。排水中の銅が3ppmというのは、その排水1リットル中に3mgの銅が含まれていることを意味する。また、より低い濃度の場合には、10億分の1を表すppbや、1兆分の1を表すpptなどの単位が用いられることもある。

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